こんにちは、西新宿セルフライフ内科クリニックの看護師 平田です。
看護学生の頃に思い描いていた看護師像と、実際に働き始めてから感じたことには、意外とギャップがありました。今回は、私が看護師になって「思っていたのと違ったな」と感じたことを、少し肩の力を抜いてお話ししてみたいと思います。
「処置」よりも「会話」の比重が大きかったこと
学生の頃は、採血や点滴、処置の技術を身につけることに一生懸命で、看護師の仕事は「手を動かすこと」が中心だとイメージしていました。ですが実際に働き始めてみると、患者さんとの会話の時間や、ちょっとした表情の変化を読み取ることの方が、想像していた以上に大きな比重を占めていることに気づきました。
「今日は顔色が優れないな」「いつもより口数が少ないな」——そうした小さな変化に気づくことも、看護師の大切な仕事の一つです。技術ももちろん大切ですが、それ以上に「よく見て、よく聞くこと」が求められる仕事なのだと、働き始めてから実感しました。
体力だけでなく、気持ちの切り替えも必要だということ
看護師は体力勝負というイメージを持たれる方も多いと思いますし、実際に身体を動かす場面は多くあります。ただ、それ以上に驚いたのは、気持ちの切り替えの大切さでした。
◾️一つの対応が終わった直後に、全く違う状況にすぐ切り替える必要がある
◾️患者さんの前では冷静に振る舞いながら、内心では動揺していることもある
◾️感情移入しすぎず、かといって冷たくなりすぎない距離感を保つ難しさ
こうした「気持ちの体力」とでも言うようなものが必要だと知ったのは、実際に現場に出てからのことでした。
一人で完結する仕事ではなかったこと
学生の頃は、看護師一人ひとりが自分の担当範囲をしっかりこなしていくもの、というイメージを持っていました。ですが実際は、医師や他のスタッフとの連携があってこそ、初めて患者さんへのケアが成り立つのだと日々感じています。
「さっきの患者さん、少し気になったので共有しておきますね」といった、ちょっとした声かけの積み重ねが、思っていた以上に重要でした。一人で頑張ることよりも、周囲と情報を共有し合うことの方が、結果として患者さんのためになるのだと学びました。
「教える」機会が多いことも意外でした
採血や処置といった技術面だけでなく、患者さんの生活習慣について、日々の会話の中でお伝えする機会が思っていたよりずっと多いことにも驚きました。「水分はこまめにとってくださいね」「次の健診も忘れずに」といった一言一言が、患者さんの日常に少しずつ影響を与えているのだと感じる場面が多くあります。
学生の頃はイメージしていなかった、こうした「伝える」役割も、今では看護師という仕事のやりがいの一つだと感じています。
イメージと違ったからこそ、見えてきたこと
思い描いていた看護師像とは違う部分も多くありましたが、その分、実際に働く中でしか分からない発見や気づきがたくさんありました。8年目になった今も、日々新しい気づきがあり、飽きることのない仕事だと感じています。
これからも、患者さん一人ひとりの小さな変化に気づける看護師でありたいと思っています。体調のことで気になることがございましたら、どうぞお気軽にお声がけください。
西新宿セルフライフ内科クリニック
看護師 平田
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