こんにちは、西新宿セルフライフ内科クリニック院長の橋本将吉(ハシモトマサヨシ)です。 今回は少し嬉しいご報告から始めさせてください。2026年9月16日(水)18:25〜放送のテレビ東京「カラダにイイワケ」に、血圧の専門家として出演させていただきました。
番組では、出川哲朗さん、富澤たけしさん(サンドウィッチマン)、近藤春菜さん(ハリセンボン)の3名が、日々の不健康な生活習慣への「イイワケ」をしながら健康について学んでいくという企画の中で、私が「血圧」パートを担当し、スタジオで実際に血圧を測定しながら、高血圧の基礎知識と対策をお伝えしました。
放送をご覧になっていない方にも、当日お伝えした内容をあらためてこちらでご紹介したいと思います。
皆さまはこんな状態に心当たりはありませんか?
「健診で血圧の数値を指摘されたけれど、正直あまり気にしていない」
「揚げ物がやめられないし、食事制限はストレスになりそうで手をつけられない」
「症状は何もないので、血圧のことはまだ大丈夫だろうと思っている」
上記の内容を、実は多くの方が同じように感じているのではないでしょうか。
実は、症状がないという状態こそが、高血圧の最も怖いところかもしれません。
血圧の新しい基準値、ご存知ですか?
2025年に改定されたガイドラインでは、脳卒中や心臓病を防ぐための降圧目標として、上(収縮期血圧)130、下(拡張期血圧)80未満という数値が示されています。
「以前の基準では大丈夫だったのに」という方も、新しい基準に照らすと注意が必要なケースがあります。健診結果を見返す際は、まずこの数値を目安にしていただくとよいかと思います。
▢ 健診結果の血圧が、上130・下80を超えている
▢ 「以前の基準では正常だった」という古い感覚のままになっている
▢ 診察時は正常値でも、家庭で測ると早朝や夜間だけ数値が高いことがある(仮面高血圧)
▢ 家族に高血圧の方がいる
これらに心当たりがある方は、一度ご自身の血圧の数値と向き合ってみることをおすすめします。
なぜ高血圧は「怖い」とされるのか
高血圧は、血管の中を流れる血液の勢いが強い状態が続くことで、血管の壁が少しずつダメージを受けていきます。
この状態が長く続くと、次のようなリスクにつながることがあります。
・脳の血管が破裂する「脳出血」
・脳の血管が詰まる「脳梗塞」
・心臓に血液を送る血管が詰まる「心筋梗塞」
・高い圧力に逆らって血液を送り続けることで心臓が疲弊する「心不全」
厄介なのは、これらのリスクが自覚症状のないまま進行するという点です。普段どおり生活していたのに、ある日突然倒れてしまう——というケースが少なくありません。だからこそ、「症状がないから大丈夫」ではなく、数値を知り、早めに向き合うことが何より大切です。
今日からできる血圧対策
番組では、日常生活の中で無理なく取り入れられる対策として、次のようなものをご紹介しました。
対策① 減塩の工夫
1日6g未満を目安に。汁物の汁を残す、調味料は「かける」のではなく「つける」だけでも変わります。
対策② 軽い運動
1日30分程度(または週150分程度)のウォーキングやジョギング、サイクリングなど、無理のない範囲で体を動かす対策です。
対策③ 質の良い睡眠
就寝前のスマホ利用を控え、毎日7時間程度の睡眠を確保することも、血圧を意識した対策のひとつです。
対策④ 入浴
39〜40℃程度のぬるめのお湯に10〜15分浸かることも大切です。
対策⑤ ハンドグリップ法
タオルなどをギュッと2分間握り、2分間ゆるめる、を4回繰り返す簡単なトレーニングです。特別な器具がなくても、今日から始められる対策です。
どれも「今日から少しずつ」で始められる内容です。番組では他にも、ビーツジュースを取り入れる方法や、食事になすを取り入れる方法、カラオケで楽しく体を動かす方法など、無理なく続けられる工夫をご紹介しました。
当院からのメッセージ
番組では出演者の皆さんから、「揚げ物がやめられない」「食事制限はストレスになりそう」「忙しくて運動する時間がない」といった、率直な“言い訳”がたくさん出てきました。見ていて、思わず「わかる」と感じた方も多いのではないでしょうか。実はこれ、特別なことではなく、多くの方が同じように感じていることだと思います。
高血圧に限らず、生活習慣病の治療というと「あれもダメ、これもダメ」と、できないことを次々に指摘されるようなイメージを持たれる方が少なくありません。しかし、そうした“正論”を突きつけるだけのやり方では、続かないことの方が多いのが実情です。人にはそれぞれの生活があり、仕事の都合、好きな食べ物、体力や性格も違います。それを無視して一律の正解を押し付けても、長続きしないばかりか、かえって受診そのものが億劫になってしまうことさえあります。
当院が大切にしているのは、そうした「言い訳」を頭ごなしに否定するのではなく、その方の生活スタイルの中で、無理なく続けられる方法を一緒に探すという姿勢です。減塩ひとつとっても、「全ての料理を薄味にする」のではなく「この一品だけ調味料を控える」といった小さな工夫から始めていただいて構いません。運動も、まとまった時間が取れないなら、通勤の中で少し歩く距離を伸ばすだけでも十分な一歩です。
すべてを一気に変える必要はありません。むしろ、無理な目標を立てて挫折してしまうよりも、ひとつでも続けられることを見つけて、それを積み重ねていく方が、結果的に数値の改善につながりやすいというのが、日々の診療で感じていることです。まずは今日、できそうなことをひとつだけ選んで、始めてみませんか。そして、それが難しいと感じたときは、一人で抱え込まずにご相談いただければと思います。
最後に
「健診で指摘されたけれど、何から始めればいいか分からない」「症状はないけれど、数値が気になっている」——そんな段階でも構いません。
西新宿駅から徒歩圏内、お仕事帰りやお昼休みにも通いやすい立地です。まずは一度、ご自身の血圧と向き合うところから、ご相談ください。
西新宿セルフライフ内科クリニックは、「すべての世代が安心して生活できる人生」の実現を目指し、日常に寄り添う医療を提供しています。
私たちが大切にしているのは、「把握・体験・納得」が1日で完結する医療です。
① 把握
まず大切なのは、「今の自分の状態を正しく知ること」です。
当院では、血液検査やX線検査をはじめとした7種類の検査を実施しており、最短10分で結果をご確認いただけます。
忙しい毎日の中でも、その日のうちにご自身の体の状態を把握し、必要な対応につなげられる環境を整えています。
② 体験
医療を受ける時間そのものも、できるだけ負担の少ないものでありたいと考えています。
そのため当院では予約制を導入し、待ち時間を最小限に抑えています。
また、事前決済にも対応しているため、会計待ちの時間も短縮可能です。
「病院に行くのは大変」「時間がかかる」というストレスを減らし、無駄のないスムーズな医療体験を提供します。
③ 納得
患者様一人ひとりに、大切にしたい生活や価値観があります。
だからこそ当院では、「ただ治療を受ける」のではなく、ご自身が納得しながら選べる医療を大切にしています。
管理栄養士を中心とした医療チームが丁寧に対話を行い、生活背景や日々の過ごし方に合わせた治療設計を一緒に考えていきます。
治療の本当のゴールは、単に数値を改善することではありません。
仕事や家庭、趣味や大切な人との時間を、自分らしく前向きに楽しめる毎日を取り戻すこと。
そして、「ここに来てよかった」と少しでも安心して帰っていただくことです。
診察を終えてクリニックのドアを出るとき、来院前より少しだけ足取りが軽くなり、前向きな気持ちになれる。
西新宿セルフライフ内科クリニックは、そんな皆さまの”身近な相談窓口”でありたいと考えています。
ご予約はこちら