西新宿セルフライフ内科クリニック

なぜ眠れない?不眠症の4つのタイプと原因とは?

なぜ眠れない?不眠症の4つのタイプと原因とは?

こんにちは、西新宿セルフライフ内科クリニック院長の橋本将吉(ハシモトマサヨシ)です。
皆さま、こんな睡眠に関するお悩みはありませんか?

「疲れているはずなのに、布団に入っても目が冴えてしまう」 

「夜中に何度も目が覚めて、朝すっきり起きられない」

実は、日本の成人の約5人に1人が睡眠に何らかのトラブルを抱えていると言われています。

眠れない悩みは決して珍しいことではありません。

しかし「ただの寝不足だから」「そのうち治るだろう」と放置してしまうと、日中のパフォーマンス低下や、心身の健康リスクを高める恐れがあります。

まずは、ご自身の今の睡眠の状態を確認してみましょう。

▢布団に入ってから眠るまでに30分〜1時間以上かかる

▢夜中に目が覚めてしまい、その後なかなか寝付けない

▢朝、予定より2時間以上早く目が覚めてしまう

▢睡眠時間は足りているはずなのに、ぐっすり眠った気がしない

▢日中に強い眠気や、集中力の低下を感じる

上記の項目で、当てはまるものはありましたか?

これらの症状が週に数回以上、そして1ヶ月以上続いており、日中の生活に支障が出ている場合、それは単なる寝不足ではなく不眠症のサインかもしれません。

今回は、不眠症の4つのタイプと眠れない背景にある原因について詳しく解説します!
ぜひ最後までご覧ください!

そもそも不眠症とは?

そもそも不眠症とは、健康を維持するために必要な睡眠が量・質ともに不足し、それによって日中に強い眠気、倦怠感、集中力の低下、頭痛といったさまざまな症状が現れる状態を指します。

「何時間眠れないと不眠症」という明確な時間の決まりはありません。

睡眠の適切な長さは個人差が大きく、日中に元気に活動できているのであれば、たとえ5時間睡眠であっても問題はないです。

重要なのは「眠れないことによって、日中の生活につらい症状が出ているか」という点です。

そんな不眠症にも、4つのタイプが存在します。まずは不眠症の種類について、それぞれ見ていきましょう。

不眠症の「4つのタイプ」とは?

不眠症は、睡眠のどの段階でトラブルが起きるかによって、大きく4つのタイプに分類されます。では、それぞれの特徴を見ていきましょう!

① 入眠障害(にゅうみんしょうがい)

布団に入ってもなかなか寝付けず、眠るまでに30分から1時間以上かかってしまうタイプです。

「早く寝なければ」と焦れば焦るほど脳が緊張し、ますます目が冴えてしまうという悪循環に陥りやすいのが特徴です。

② 中途覚醒(ちゅうとかくせい)

寝付きは悪くないものの、夜中に何度も目が覚めてしまい、その後なかなか眠れなくなってしまうタイプです。

 高齢になるほど増える傾向にあります。

これは、加齢に伴って深い睡眠が減り、眠りが浅くなるという生理的な変化も関係しています。

③ 早朝覚醒(そうちょうかくせい)

朝、起きようと思っている予定時刻よりも2時間以上早く目が覚めてしまい、まだ眠りたいのにそこから眠れなくなってしまうタイプです。

こちらも高齢の方に多く見られるほか、朝早く目覚めると同時に、気分の落ち込みや強い不安感、意欲の低下などを伴うことがあります。

④ 熟眠障害(じゅくみんしょうがい)

睡眠時間は十分に確保できているはずなのに、朝起きたときに「ぐっすり眠れた」という満足感(熟眠感)が全く得られないタイプです。

本人はしっかり眠っているつもりなので、原因が分からず日中の強い眠気や疲労感に悩まされやすいのが特徴です。

これら4つのタイプは、必ずしもどれか一つだけが起こるわけではありません。

「寝付けない上に、夜中にも何度も目が覚める(入眠障害+中途覚醒)」というように、複数の症状が重なって現れることもよくあります。

また、時期によって症状が変化することもあります。

それでは、なぜ眠れなくなってしまうのでしょうか。

その背景には、以下のような原因が複雑に絡み合っています。原因について詳しくお話したいと思います。

不眠症が起こる原因とは?

①ストレスや不安などの心理的な要因

現代人の睡眠を妨げる最大の原因とも言えるのがストレスです。

仕事のプレッシャー、人間関係の悩み、環境の変化などに対するストレスは、自律神経のバランスを崩します。

「自律神経」とは、呼吸、心拍、体温など生命維持に不可欠な身体の機能を24時間体制で調節している神経のことを言います。

また、自律神経は、活動する時や緊張・ストレスを感じる時に優位になる「交感神経」と休息する時やリラックスしている時に優位になる「副交感神経」の2つに分かれています。 

本来、睡眠時には副交感神経が優位になって心身がリラックスする必要がありますが、ストレスによって交感神経が優位なままになると、脳が休まらず激しい入眠困難を引き起こすのです。

② 病気や痛みなど身体的な要因

身体にかかる物理的な負担や痛みが、睡眠の質を著しく低下させることがあります。

 ・関節痛、頭痛、腰痛などの慢性的な痛み

 ・アトピー性皮膚炎などの皮膚のかゆみ

 ・夜間に何度もトイレに起きる頻尿

 ・咳や息苦しさ(喘息など) 

これらの身体的症状によって睡眠不足となり、結果として慢性的な寝不足へとつながっていきます。

③ 物理的な環境要因

睡眠環境の悪さも、脳や身体を緊張させる原因です。

 ・部屋の温度が暑すぎる、または寒すぎる

 ・枕やマットレスなどの寝具が身体に合っていない

 ・就寝直前までスマホを見ている

④ ライフスタイルの乱れなどによる要因

不規則な生活習慣は、体内に備わっている「睡眠・目覚めのリズム(概日リズム)」を狂わせます。

 ・シフトワーク(交代制勤務)や時差ボケ

 ・毎日の就寝・起床時間がバラバラ

 ・カフェインやアルコールの過剰摂取

※特にアルコールは、寝付きこそ良くするものの、数時間後にアルコールが分解される段階で交感神経を刺激するため、夜中に目が覚める大きな原因となります。

⑤ 精神医学的な要因

うつ病や不安障害といった心の病気の初期症状として、眠れなくなるケースは非常に多く見られます。

また、睡眠時無呼吸症候群のように、睡眠中に一時的に呼吸が止まることで脳が覚醒してしまう病気が隠れていることもあります。

このように、不眠症には一人ひとり異なる原因が存在し、ライフスタイルや環境によっても現れる症状は様々です。

最後に

睡眠の質を向上させるために、まずは「毎日同じ時間に寝て起きる」「就寝前のスマホを控えてみる」など自分でできることを試してみましょう。しかし、以下のような症状がみられる場合は、医療機関を受診することをおすすめします。
医療機関へ相談すべき目安

・眠れない症状が1ヶ月以上続いている

・セルフケアを試しても一向に改善の兆しが見えない

・日中に強い眠気があり、仕事や家事、運転などに支障が出ている

・眠れないこと自体に強い不安や恐怖、ストレスを感じている

・起床時に激しい頭痛がする、または家族から「激しいいびきや呼吸停止」を指摘された

「これくらいで病院に行っていいのだろうか」と躊躇してしまう方もいらっしゃいますが、睡眠障害は適切な治療を行うことで、しっかりと改善が期待できる病気です。

一人で抱えこまず、医師に相談をしてみてください。

西新宿セルフライフ内科クリニックは、「すべての世代が安心して生活できる人生」の実現を目指し、日常に寄り添う医療を提供しています。

私たちが大切にしているのは、「把握・体験・納得」が1日で完結する医療です。

① 把握

まず大切なのは、「今の自分の状態を正しく知ること」です。

当院では、血液検査やX線検査をはじめとした7種類の検査を実施しており、最短10分で結果をご確認いただけます。

忙しい毎日の中でも、その日のうちにご自身の体の状態を把握し、必要な対応につなげられる環境を整えています。

② 体験

医療を受ける時間そのものも、できるだけ負担の少ないものでありたいと考えています。

そのため当院では予約制を導入し、待ち時間を最小限に抑えています。

また、事前決済にも対応しているため、会計待ちの時間も短縮可能です。

「病院に行くのは大変」「時間がかかる」というストレスを減らし、無駄のないスムーズな医療体験を提供します。

③ 納得

患者様一人ひとりに、大切にしたい生活や価値観があります。

だからこそ当院では、「ただ治療を受ける」のではなく、ご自身が納得しながら選べる医療を大切にしています。

管理栄養士を中心とした医療チームが丁寧に対話を行い、生活背景や日々の過ごし方に合わせた治療設計を一緒に考えていきます。

治療の本当のゴールは、単に数値を改善することではありません。

仕事や家庭、趣味や大切な人との時間を、自分らしく前向きに楽しめる毎日を取り戻すこと。

そして、「ここに来てよかった」と少しでも安心して帰っていただくことです。

診察を終えてクリニックのドアを出るとき、来院前より少しだけ足取りが軽くなり、前向きな気持ちになれる。

西新宿セルフライフ内科クリニックは、そんな皆さまの“身近な相談窓口”でありたいと考えています。

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