西新宿セルフライフ内科クリニック

血管がつまる正体!動脈硬化の「3つのタイプ」 とは?

血管がつまる正体!動脈硬化の「3つのタイプ」 とは?

こんにちは、西新宿セルフライフ内科クリニック院長の橋本将吉(ハシモトマサヨシ)です。

私たちは今、とても便利な時代を生きていますが、その一方で、知らず知らずのうちに血管の老化(動脈硬化)を早めてしまう環境に身を置いています。
かつて動脈硬化は「加齢とともに進むもの」と考えられてきましたが、最近ではライフスタイルの変化により、最近では若い世代の方でも、そのリスクを抱えるケースが決して珍しくありません。
その背景には、手軽で便利な加工食品の普及や、座りっぱなしで過ごすデスクワーク中心の生活など、現代ならではのライフスタイルが深く関わっています。 

動脈硬化の何より注意すべき点は、かなり進行するまで自覚症状がほとんどないことです。目に見える症状がないために、つい対策を後回しにしてしまいがちですが、血管の内側では確実に負担が積み重なっています。「まだ症状がないから大丈夫」と過信せず、まずは動脈硬化がどのようにして起こるのか、その仕組みを正しく知ることが大切です。
動脈硬化は自覚症状のないまま進行し、最終的には命に関わる事態を招くからこそ、まずはご自身の血管を守るための第一歩として、動脈硬化の具体的な正体を一緒に見ていきましょう。

なぜ自覚症状のない「動脈硬化」が命に関わるのか?

私たちが毎日を元気に過ごすために、絶対に無視できないのが「血管の健康」です。
実は、日本人の命を奪う原因として常に上位にある「心筋梗塞」や「脳卒中」といった危険な病気。
そのおおもとを辿ると、すべては血管が長い年月をかけて弾力やしなやかさを失っていく「動脈硬化」が原因となっています。
動脈硬化が進むと、本来ならゴムのように柔らかいはずの血管が、硬く、もろくなっていきます。これは、傷ついた血管の壁に血液中のコレステロールなどが入り込み、ドロドロとした塊となって蓄積していくためです。
このように、傷ついた血管の壁にコレステロールなどの塊が溜まっていくことで、内側の壁がどんどん分厚くなります。その結果、血液が通る道幅そのものが驚くほど狭くなってしまうのです。 

その結果、ある日突然、血液の流れが完全にストップしてしまいます。脳や心臓といった大切な臓器に血液(酸素や栄養)が届かなくなることで、激しい胸の痛み、突然の動悸、手足のしびれ、猛烈な頭痛といった、命に関わる深刻な症状が何の前触れもなく襲いかかってきます。

ここで最も知っておいていただきたいポイントは、血管の内部が半分以上、ときには7割〜8割近くまで詰まってしまうような末期症状になるまで、私たちの身体にはまったく「痛み」も「違和感」も現れないという点です。
血管には痛気を感じる神経がほとんどないため、水面下でどれほど事態が悪化していても、私たちはその進行に気づくことができません。

つまり「身体にどこも悪いところがないから大丈夫」と症状が出てから受診したときには、すでに命の危機に直面している、というケースが決して珍しくないのです。
だからこそ、まだ何も症状がない今のうちに、「自分の血管の内部で今、何が起きているのか」を正しく知っておくことこそが、ご自身の命を守る最大の防衛策になります。

知っておきたい動脈硬化の3タイプとは?

一言で「動脈硬化」と言っても、実は血管のどの部分が、どのような原因で硬くなるかによって、大きく3つのタイプに分けられます。ご自身の生活習慣と照らし合わせながら、それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう! 

アテローム性動脈硬化(粥状動脈硬化)

心臓の太い血管や首の血管など、比較的大きな血管に起こるタイプで、現代人に最も多く見られます。
血液中の余分なコレステロールなどが血管の壁に入り込み、お粥(かゆ)のようなドロドロした塊(プラーク)を作ります。例えるなら、古い排水管の内側に油汚れがこびりついて、通り道がどんどん狭くなっているような状態です。

【原因】
主に「食事」と「代謝」のバランスの乱れが引き金となります。
脂っこいものや甘いものの摂りすぎは、血液中の脂質を増やし、血管の壁に汚れを溜めやすくします。
また、運動不足は血液中に余分なエネルギーを余らせ、さらに血管を汚す原因となります。喫煙も血管を傷つけて汚れを入り込みやすくするため、注意が必要です。

細動脈硬化

脳の奥深くや腎臓の中にある、目に見えないほど細い血管がダメージを受けるタイプです。血管が破れないように自ら壁を厚くして高い圧力に耐えようとした結果、本来のしなやかさが失われてしまいます。

【原因】 

最大の要因は、長期間にわたる「高い血圧」です。
塩分の摂りすぎは血液中の水分を増やして血管に強い圧力をかけ続け、過度なストレスは血管をギュッと収縮させて血圧をさらに押し上げてしまいます。
このように、日常生活の中で血管に強い緊張を強いる習慣が積み重なることが、細い血管をもろくする一番の原因です。

中膜硬化(メンケベルグ型)

血管の壁の厚みの中心部分にカルシウムが溜まり、組織が石のように固まってしまうタイプです。これを「石灰化」と呼びます。
血管の内側が狭くなって通り道がふさがることはほとんどありません。
しかし、血管そのものが硬くなって伸び縮みできなくなるため、血圧の変動が激しくなり、結果として心臓に大きな負担をかける原因となります。

【原因】 

加齢に加えて「体内のミネラルバランスや代謝の変化」が関係しています。
特に糖尿病の方は、高血糖の状態が続くことで血管の組織が変化し、カルシウムが沈着しやすくなります。また、慢性的な腎臓病の方も、血液中のミネラル調整がうまくいかなくなることで石灰化が進行しやすくなることが分かっています。

このように、タイプによって原因は異なりますが、これらは決して別々に起きるわけではありません。日々の習慣が重なることで、複数のタイプが身体の中で同時に、そして静かに進行していくことも珍しくないのです。
自覚症状がない今のうちから、ご自身の生活の中に潜む原因に目を向け、大切な血管を労わることが何よりも大切です。

まとめ

血管の健康を守るためには、動脈硬化を「自分事」として捉えることが大切です。 動脈硬化で注意が必要なのは、大きな発作が起きる直前まで、自覚できる症状がほとんど現れないという点です。

だからこそ、症状が出てから慌てるのではなく、検査数値に現れる「目に見えないサイン」を読み解き、早めに対策を講じることが重要です。
もし何らかの気になる症状を感じた時には、すでに進行している可能性もあります。
もっとも効果的な対策は、毎日の食事をはじめとした生活習慣の見直しです。塩分を控え、食物繊維を意識した食事へシフトすることは、血管のしなやかさを守る力強い助けとなります。

身体の中には、これまでの習慣が「血管の状態」として蓄積されていますが、今この瞬間からケアを始めることで、重い症状へ繋がる前にその進行を健やかにコントロールしていくことが可能です。今日から生活を整え、血管への負担を減らしていく。その一歩が、将来の安心を支える大きな土台となります。
「何から始めればいいかわからない」「今の自分の血管の状態や、将来出るかもしれない症状について詳しく知りたい」という方は、ぜひ一度当院へご相談ください。

西新宿セルフライフ内科クリニックは、「すべての世代が安心して生活できる人生」の実現を目指し、日常に寄り添う医療を提供しています。

私たちが大切にしているのは、「把握・体験・納得」が1日で完結する医療です。

① 把握

まず大切なのは、「今の自分の状態を正しく知ること」です。

当院では、血液検査やX線検査をはじめとした7種類の検査を実施しており、最短10分で結果をご確認いただけます。

忙しい毎日の中でも、その日のうちにご自身の体の状態を把握し、必要な対応につなげられる環境を整えています。

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医療を受ける時間そのものも、できるだけ負担の少ないものでありたいと考えています。

そのため当院では予約制を導入し、待ち時間を最小限に抑えています。

また、事前決済にも対応しているため、会計待ちの時間も短縮可能です。

「病院に行くのは大変」「時間がかかる」というストレスを減らし、無駄のないスムーズな医療体験を提供します。

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患者様一人ひとりに、大切にしたい生活や価値観があります。

だからこそ当院では、「ただ治療を受ける」のではなく、ご自身が納得しながら選べる医療を大切にしています。

管理栄養士を中心とした医療チームが丁寧に対話を行い、生活背景や日々の過ごし方に合わせた治療設計を一緒に考えていきます。

治療の本当のゴールは、単に数値を改善することではありません。

仕事や家庭、趣味や大切な人との時間を、自分らしく前向きに楽しめる毎日を取り戻すこと。

そして、「ここに来てよかった」と少しでも安心して帰っていただくことです。

診察を終えてクリニックのドアを出るとき、来院前より少しだけ足取りが軽くなり、前向きな気持ちになれる。

西新宿セルフライフ内科クリニックは、そんな皆さまの“身近な相談窓口”でありたいと考えています。

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