西新宿セルフライフ内科クリニック

自覚症状がない脂肪肝の予防法!今日からできる無理のない食事改善のコツ とは?

自覚症状がない脂肪肝の予防法!今日からできる無理のない食事改善のコツ とは?

こんにちは、西新宿セルフライフ内科クリニック院長の橋本将吉(ハシモトマサヨシ)です。
健康診断の検査結果を受け取った際「脂肪肝の疑い」や「肝機能の数値が高め」という記載を目にして、ドキッとした経験はありませんか?
「お酒を飲みすぎているわけではないのに、なぜだろう」「特にどこもお腹が痛いわけでもないし、体調も良いからまだ大丈夫かな」と、戸惑う方も少なくありません。

実は、脂肪肝という病気の最も危険なところは、初期の段階では身体に痛みやだるさといった自覚症状がまったく現れないという点にあります。
この「何の症状もない」という状態こそが落とし穴で、つい病院への相談や対策を後回しにしてしまう原因になってしまうのです。

しかし、自覚症状がないからといって放置してしまうと、身体の中では静かに悪化の原因が積み重なっていきます。
やがて肝臓に深刻なダメージが及ぶだけでなく、心筋梗塞や脳卒中といった命に関わる重大な血管の病気を引き起こす直接的な原因になることも分かっています。

健康診断の数値は、まさに身体が発してくれた「これ以上悪くなる前に対策を始めて!」という、無症状のなかに隠れた貴重なサインです。
まだ身体に辛い症状が出ていない今のうちから、生活習慣の改善に向けたステップを踏み出すことができれば、脂肪肝のリスクは十分に遠ざけることができます。

今回は、ご自身の健康な毎日を守るために、脂肪肝の根本的な原因と、今日から取り組める具体的な改善のポイントを解説していきます。
ぜひ最後までご覧ください!

そもそも脂肪肝とは?予防のために知っておきたい基礎知識

では、そもそも脂肪肝とは一体どのような状態なのでしょうか。

「脂肪肝」というのは簡単に言うと、食事から摂ったエネルギーが余ってしまい、肝臓の細胞に中性脂肪がべったりと大量に溜まってしまった状態のことです。フォアグラのような状態、とイメージすると分かりやすいかもしれません。
医療の世界では、脂肪肝を引き起こす原因によって、大きく2つのタイプに分けて考えます。
1つは、長年の「お酒の飲みすぎ」がダイレクトな原因となるアルコール性のものです。
そしてもう1つが、お酒をあまり飲まないのにもかかわらず「食べすぎや運動不足、脂っこいものの摂りすぎ」が原因となる非アルコール性のものです。
近年では、このお酒を飲まないタイプの脂肪肝が急増しており、現代人の大きな健康課題となっています。

「少し脂肪がついているだけなら、大した症状も出ないし病気とは言えないのでは?」と思われるかもしれません。
しかし、脂肪が溜まり続けた肝臓は徐々に炎症を起こし、細胞が破壊されていきます。最悪の場合、組織がカチカチになって元に戻らなくなる「肝硬変」や「肝がん」という重篤な症状へ進行する原因になってしまいます。

実は、肝臓は非常に再生能力が高い臓器です。
大きな病変や辛い症状が現れてしまう前の初期段階であれば、脂肪が溜まった原因をしっかり取り除くことで、肝臓を元のキレイで健やかな状態へと改善させることができます。
重い症状に悩まされるようになってからでは治療も難しくなりますが、無症状の「今」の段階から正しい改善アプローチを始めれば、驚くほどスムーズな数値の改善が期待できるのです。

今日から実践!脂肪肝を防ぐ「食事」3ポイント

脂肪肝の予防や改善において、最も重要であり、かつ高い効果を発揮するのが「毎日の食事習慣の見直し」です。
厳しい食事制限でストレスを溜める必要はありません。肝臓に脂肪を溜め込む原因をブロックする、3つの食事のコツをご紹介します。

ポイント①:糖質や脂質の「ちょいオフ」を意識する

脂肪肝を招く最大の原因は、実は唐揚げなどの油っこいものだけでなく、普段主食として食べているごはん・パン・麺類、あるいは甘い果物などに含まれる「糖質」の摂りすぎにあります。
人間の身体は、消費しきれずに余った糖質を、一時的にプールしておくために体内で「中性脂肪」へと作り変え、それをあちこちに溜め込む性質を持っています。その脂肪の保管場所が肝臓です。

まずは、毎食の白米をいつもよりふた口分だけ小盛りにする、おやつに食べる甘いお菓子や菓子パン、あるいは砂糖の入ったジュースや缶コーヒーを控えるといった、ストレスのない「ちょいオフ」から始めてみましょう。
これだけでも、肝臓へ余分な脂肪が送り込まれる原因を大きく減らすことができ、自覚症状がない初期段階からの数値の改善へ向けた、とても確実で価値のある一歩となります。

ポイント②:アルコールは適量を守り、休肝日を作る

お酒は主に肝臓で解毒・分解されますが、実はアルコールが分解されるまさにそのプロセスの裏側で、肝臓の中では「脂肪の合成を進めなさい!」という困った命令が出されてしまいます。
つまり、毎日のようにおそくまでお酒を飲む習慣がある方は、飲む量に関わらず、それがお腹の中に脂肪肝を作り出す直接的な原因になっている可能性が非常に高いのです。

対策として、まずは週に2日はお酒を完全に抜く「休肝日」をスケジュールに組み込み、飲む日であっても「ビールならロング缶1本まで」といった適量を意識しましょう。
アルコールの刺激から肝臓を定期的に解放し、しっかりと休ませる時間を確保してあげることこそが、疲弊した肝機能の数値を速やかに改善させる特効薬になります。

ポイント③:夜遅い時間の食事を控える

人間の身体は、夜遅い時間帯になると、日中とは違って「食べたものをエネルギーとして消費せず、できるだけ脂肪として身体の中に蓄え込もう」と働き、肥満の原因となるタンパク質が急増する仕組みを持っています。
そのため、たとえ全く同じヘルシーなメニューを食べるのだとしても、夕方に食べるのと夜中23時に食べるのとでは、夜遅くに食べたほうが脂肪肝を急激に悪化させる致命的な原因になりかねません。

夕食はできるだけ夜20時前などの早い時間に済ませるのがベストですが、お仕事の都合でどうしても遅くなってしまう場合は、夕方にバナナや小さなおにぎりなどの軽食を軽くお腹に入れておき、帰宅してからの夜遅い食事はスープや豆腐などの消化に良いものを少量つまむ程度にする工夫が、お腹周りや肝臓の脂肪改善に極めて効果的です。

無症状の「今」から始める対策が、未来の健康を守ります

今回詳しく解説してきましたように、脂肪肝は初期の段階では目立つ自覚症状が一切ありません。
だからこそ「どこも悪くないから」と放置されやすく、それが数年後に大きな病気を引き起こす原因となってしまう病気です。

裏を返せば、健康診断で指摘をされ、明確な悪化症状を何も感じていない「今の段階」こそが、これからの健康を大きく左右する改善のタイミングです。
身体に辛い症状が現れてから重い腰を上げるのではなく、無症状の今だからこそ、食事のバランスや生活習慣の改善に前向きに取り組む価値があります。

「食事を見直したいけれど、自分の生活スタイルでどう取り組めばいいか分からない」「何が原因で数値が高くなっているのか、詳しく検査してみたい」という方は、決して一人で悩まず、ぜひ一度当院へお気軽にご相談ください。

西新宿セルフライフ内科クリニックは、「すべての世代が安心して生活できる人生」の実現を目指し、日常に寄り添う医療を提供しています。

私たちが大切にしているのは、「把握・体験・納得」が1日で完結する医療です。

① 把握

まず大切なのは、「今の自分の状態を正しく知ること」です。

当院では、血液検査やX線検査をはじめとした7種類の検査を実施しており、最短10分で結果をご確認いただけます。

忙しい毎日の中でも、その日のうちにご自身の身体の状態を把握し、必要な対応につなげられる環境を整えています。

② 体験

医療を受ける時間そのものも、できるだけ負担の少ないものでありたいと考えています。

そのため当院では予約制を導入し、待ち時間を最小限に抑えています。

また、事前決済にも対応しているため、会計待ちの時間も短縮可能です。

「病院に行くのは大変」「時間がかかる」というストレスを減らし、無駄のないスムーズな医療体験を提供します。

③ 納得

患者様一人ひとりに、大切にしたい生活や価値観があります。

だからこそ当院では、「ただ治療を受ける」のではなく、ご自身が納得しながら選べる医療を大切にしています。

管理栄養士を中心とした医療チームが丁寧に対話を行い、生活背景や日々の過ごし方に合わせた治療設計を一緒に考えていきます。

治療の本当のゴールは、単に数値を改善することではありません。

仕事や家庭、趣味や大切な人との時間を、自分らしく前向きに楽しめる毎日を取り戻すこと。

そして、「ここに来てよかった」と少しでも安心して帰っていただくことです。

診察を終えてクリニックのドアを出るとき、来院前より少しだけ足取りが軽くなり、前向きな気持ちになれる。

西新宿セルフライフ内科クリニックは、そんな皆さまの“身近な相談窓口”でありたいと考えています。

ご予約はこちら