
こんにちは、西新宿セルフライフ内科クリニックの看護師 平田です。
今回は「更年期世代の身体の変化と付き合い方」について、日々診療のお手伝いをする中で感じていることをお話しさせていただきます。
更年期とはどんな時期なのか
更年期とは、一般的に閉経の前後5年ずつ、合わせて約10年間を指します。この時期は女性ホルモンの分泌量が大きく変化することで、身体にさまざまな変化が現れやすくなります。
これは病気ではなく、誰にでも訪れる自然な身体の変化です。個人差は大きく、当院にも「これって更年期のせいでしょうか」というご相談で来院される患者さんが少なくありません。
代表的な症状としては、次のようなものが挙げられます。
◾️のぼせやほてり、急な発汗
◾️気分の浮き沈み、イライラしやすさ
◾️寝つきが悪い、夜中に目が覚めるなどの睡眠の変化
◾️肩こりや関節のこわばり
◾️疲れやすさ、集中力の低下
これらの症状はいくつか同時に重なって現れることも多く、「年のせいかな」と我慢してしまう患者さんも多い印象があります。
生活面でできる工夫① 服装と運動
ほてりやのぼせを感じやすい方は、脱ぎ着しやすい重ね着を意識すると体温調節がしやすくなります。外出時は羽織るものを一枚持っておくと安心です。
運動は激しいものである必要はなく、ウォーキングやストレッチなど無理なく続けられるもので十分です。習慣にすることで、自律神経のバランスが整いやすくなると言われています。
生活面でできる工夫② 食事と睡眠
食事は、大豆製品に含まれる成分がホルモンバランスの変化を穏やかにサポートすると言われますので、豆腐や納豆を取り入れてみるのもよいでしょう。カフェインやアルコールの摂りすぎは睡眠の質に影響するため注意が必要です。
睡眠は、就寝前のスマートフォンを控えたり、入浴を就寝の1〜2時間前にするなど、身体が自然と休息モードに入りやすい環境づくりをおすすめします。身体が温まった状態から少し冷めていく過程で、眠りにつきやすくなります。
一人で抱え込まないでほしいということ
「これくらいで病院に行っていいのかな」と迷われる患者さんも多いのですが、つらいと感じたときは我慢せずにご相談いただきたいと私たちは考えています。
対処法は生活習慣の見直しから、症状に応じたお薬の相談まで、患者さん一人ひとりに合わせてさまざまな選択肢があります。当院では、皆さまのお話を伺いながら、それぞれに合った付き合い方を一緒に考えていきたいと思っております。
身体の変化は誰にでも起こることです。どうか一人で抱え込まず、気になることがあればいつでもお聞かせください。
西新宿セルフライフ内科クリニック
看護師 平田
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