西新宿セルフライフ内科クリニック

仕事のストレスが血糖値を上げる?知らないと危ない、ストレスと高血糖の関係

仕事のストレスが血糖値を上げる?知らないと危ない、ストレスと高血糖の関係

こんにちは、西新宿セルフライフ内科クリニック院長の橋本将吉(ハシモトマサヨシ)です。
日々の診療で患者さんのお話を伺っていると、「食事にはかなり気を遣っているはずなのに、どうしても血糖値が下がらない」というお悩みをよく耳にします。
自分なりに甘いものを控えたり、炭水化物の量を工夫したりして頑張っているからこそ、健康診断で基準値超えを指摘され続けると、「こんなに頑張っているのに、どうして……」と落ち込んでしまいますよね。
このように努力が数値に結びつかない場合、実は食事や運動とはまったく別の場所に原因が潜んでいるケースが少なくありません。

その代表例が、日々の生活や仕事で蓄積される「ストレス」です。

ストレスは単なる精神的な負担だけでなく、体内の血糖値を直接押し上げてしまう原因にもなります。これは働く世代にとって見過ごせない健康リスクのひとつです。

そこで今回は、

・ストレスによって血糖値が上昇するメカニズム
・高血糖状態を放置するリスク

について分かりやすく解説していきます。ぜひ最後までご覧ください!

なぜストレスで血糖値が上がるのか?そのメカニズムとは

まず初めに知っておいていただきたいのは、血糖値は食事だけでなく、精神的なストレスによっても大きく変動するということです。

私たちの身体は、強いストレスを感じると、それを「身体的な危機」だと捉え、身を守るための反応を起こします。
具体的には、副腎という臓器から「コルチゾール」や「アドレナリン」といったストレスホルモンが分泌されます。
これらのホルモンには、身体をとっさに動かせる状態にするため、肝臓に蓄えられた糖を血液中に送り出し、血糖値を素早く上昇させる働きがあります。

本来この仕組みは、身の危険が迫ったときに、瞬時にエネルギーを使えるようにするための、身体に備わった防御反応です。
しかし、現代の働く世代が感じるストレスの多くは、実際に身体を動かして解消される種類のものではありません。
会議でのプレッシャー、納期に追われる緊張感、人間関係の悩みなど、身体を動かさないまま続く精神的なストレスに対しても、身体は同じようにストレスホルモンを分泌し、血糖値を上げてしまうのです。

さらに、ストレスホルモンには、血糖値を下げる役割を持つ「インスリン」の働きを妨げる作用もあります。インスリンの効きが悪くなると、食事で摂った糖が細胞にうまく取り込まれず、血液中に留まり続けるため、血糖値はますます下がりにくくなります。

つまり、慢性的なストレスにさらされている状態は「血糖値を上げるホルモンが増える」「血糖値を下げるインスリンの働きが弱まる」という、二重の意味で高血糖を招きやすい状態だといえるのです。

基準値を超えた高血糖を放置するとどうなるか

ここまでお話しした通り、ストレスは身体の仕組みとして直接血糖値を引き上げてしまいます。そして真に注意が必要なのは、この状態が一過性のものではなく、日常的に続いてしまいやすいという点です。

働く世代の場合、仕事によるストレスは特定の繁忙期だけでなく、日々の業務の中で途切れることなくかかり続けていることが少なくありません。ストレスを受けるたびに血糖値が高い状態が繰り返されると、自覚症状がないまま血管の内側が少しずつ傷つき、動脈硬化が静かに進行していきます。
さらに厄介なのが、高血糖の状態そのものが、身体にとって新たなストレスになってしまう点です。
血糖値が基準値を超えて高い状態が続くと、身体はその状態を正常に戻そうとして、さらにストレスホルモンを分泌します。
その結果、「ストレスが高血糖を招き、高血糖がさらなるストレス反応を引き起こす」という、抜け出しにくい悪循環に陥ってしまうのです。
このストレスによる高血糖の恐ろしいところは、食事の内容に気をつけていても、数値の改善が難しい場合があるという点です。
「食事制限をしているのに血糖値が基準値を超えたままだ」という方の中には、こうしたストレスが背景にあるケースが少なくありません。
そして、この状態を「食事に気をつけているから大丈夫」と思い込んだまま放置してしまうと、糖尿病の発症や、血管が傷つくことによる将来的な合併症のリスクを高めてしまう可能性があります。

だからこそ、血糖値が基準値を超えている場合、食事や運動の見直しだけでなく、ご自身が日々どの程度のストレスを抱えているかにも目を向けることが、高血糖の改善において重要な視点になります。
とはいえ、「自分の高血糖がストレスによるものかどうか、判断がつかない」という方も多いのではないでしょうか。そこで次に、ストレスによる高血糖かどうかを見分けるためのポイントをご紹介します。

その高血糖、もしかしてストレス性?セルフチェックのポイント

食事や運動に気をつけていても血糖値が基準値を超えてしまう場合、それがストレスによる高血糖なのかどうか、次のような点を振り返ってみてください。

▢食事の内容を変えても、基準値超えの状態がほとんど変わらない

 炭水化物を減らす、間食をやめるといった工夫をしているにもかかわらず、血糖値の数値が基準値を下回らない場合、食事以外の要因、つまりストレスが関係している可能性があります。

▢繁忙期やプレッシャーの大きい時期に、数値が特に高くなる

 決算期や大きなプロジェクトの前後など、明らかにストレスを感じやすい時期と、血糖値が基準値を超えるタイミングが重なっている場合、ストレスによる高血糖の可能性が高くなります。

▢血糖値以外にも、ストレスによる不調(不眠・胃の不快感・イライラなど)を感じている

 高血糖という数値の変化だけでなく、眠りが浅い、胃の調子が悪い、些細なことでイライラするといった、ストレス特有の不調が同時に見られる場合、身体全体がストレスの影響を受けている状態だと考えられます。

▢休日や旅行中など、リラックスできている時期は数値が落ち着いている

 逆に、仕事から離れているときに血糖値が基準値内に収まりやすいという場合も、日常のストレスが高血糖と密接に関わっているサインのひとつです。

こうした項目に2個以上当てはまる場合、その高血糖は、食事の量や内容だけの問題ではなく、ストレスという見えにくい要因が関わっている可能性があります。

まとめ

血糖値が基準値を超えるというと、多くの方は「食べ過ぎ」や「運動不足」を真っ先に思い浮かべるかもしれません。
しかし、ここまでご紹介してきたように、仕事のストレスもまた、血糖値を押し上げる見過ごせない原因のひとつです。ストレスによる高血糖は、食事や運動の努力だけでは改善しきれない場合があり、放置してしまうと血管への負担が静かに積み重なっていきます。

「食事には気をつけているのに、血糖値が基準値を超えたままで悩んでいる」「仕事のストレスが続いていて、健康診断の数値も気になる」という場合は、一人で抱え込まずに、まずは西新宿セルフライフ内科クリニックまでご相談ください。

西新宿セルフライフ内科クリニックは、「すべての世代が安心して生活できる人生」の実現を目指し、日常に寄り添う医療を提供しています。

私たちが大切にしているのは、「把握・体験・納得」が1日で完結する医療です。

① 把握

まず大切なのは、「今の自分の状態を正しく知ること」です。

当院では、血液検査やX線検査をはじめとした7種類の検査を実施しており、最短10分で結果をご確認いただけます。

忙しい毎日の中でも、その日のうちにご自身の身体の状態を把握し、必要な対応につなげられる環境を整えています。

② 体験

医療を受ける時間そのものも、できるだけ負担の少ないものでありたいと考えています。

そのため当院では予約制を導入し、待ち時間を最小限に抑えています。

また、事前決済にも対応しているため、会計待ちの時間も短縮可能です。

「病院に行くのは大変」「時間がかかる」というストレスを減らし、無駄のないスムーズな医療体験を提供します。

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患者様一人ひとりに、大切にしたい生活や価値観があります。

だからこそ当院では、「ただ治療を受ける」のではなく、ご自身が納得しながら選べる医療を大切にしています。

管理栄養士を中心とした医療チームが丁寧に対話を行い、生活背景や日々の過ごし方に合わせた治療設計を一緒に考えていきます。

治療の本当のゴールは、単に数値を改善することではありません。

仕事や家庭、趣味や大切な人との時間を、自分らしく前向きに楽しめる毎日を取り戻すこと。

そして、「ここに来てよかった」と少しでも安心して帰っていただくことです。

診察を終えてクリニックのドアを出るとき、来院前より少しだけ足取りが軽くなり、前向きな気持ちになれる。

西新宿セルフライフ内科クリニックは、そんな皆さまの“身近な相談窓口”でありたいと考えています。

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